情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が5日続落。同社は人工知能(AI)関連銘柄としても注目されているが、前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内だったものの、ガイダンスでは売上高見通しは予想範囲内だったものの、通期の営業利益の見通しは上方修正した。同社はまた、最大10億ドルの自社株買いプログラムも発表した。 好調な内容ではあったものの、株価は冴えない反応を示している。アナリストからは、今年160%超上昇した株価のバリュエーションを正当化するほど、同社の成長力は力強くはないとの評価も出ていた。 「同社はAIプラットフォームへの需要を宣伝してはいるが、報告された数字は、ほとんどの先行指標が成長転換の兆候を示さなかった。同社の10%台前半の売上高の伸びはあまり感心しない」と述べている。 (4-6月・第2四半期) ・1株利益(調整後):0.05ドル(予想:0.05ドル) ・売上高:5.33億ドル(予想:5.32億ドル) ・営業利益率(調整後):25%(予想:23.1%) ・EBITDA(調整後):1.43億ドル(予想:1.30億ドル) ・FCF(調整後):9600万ドル (7-9月・第3四半期見通し) ・売上高:5.53~5.57億ドル(予想:5.54億ドル) ・営業利益(調整後):1.35~1.39億ドル(予想:1.29億ドル) (通期見通し) ・売上高:22.1億ドル以上(従来:21.9~22.4億ドル)(予想:22.1億ドル) ・営業利益(調整後):5.76億ドル以上(従来:5.06~5.56億ドル)(予想:5.30億ドル) (NY時間10:43) パランティア<PLTR> 16.48(-1.51 -8.39%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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