【これからの見通し】きょうは米消費者物価指数の発表、ドル相場の新たな流れにつながるのか

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】きょうは米消費者物価指数の発表、ドル相場の新たな流れにつながるのか

 きょうは7月米消費者物価指数が発表される。このところのマーケットではドル円の上昇が目立っているが、日銀緩和継続観測を受けた円安の面が強いようだ。ユーロドルやポンドドルなどその他主要通貨に対しては、8月に入ってからはドル高は頭打ちとなっている。今日の米消費者物価指数が新たなドル相場全般の流れを形成するきっかけとなるのか、注目されよう。

 米消費者物価指数の前年比の伸びは前回6月に+3.0%と5月の+4.0%から大幅に低下した。ただ、今回7月の市場予想は+3.3%と伸びの鈍化傾向は一服する見込み。一方で、コア前年比の市場予想は+4.7%となっており、前回6月の+4.8%から一段と伸びが鈍化する見込みになっている。

 ヘッドラインとコアが双方とも同方向に乖離する結果となれば、市場反応も大きくなりそうだ。たとえば、両方とも前回値から低下すれば、ドル売りが強まることが想定されるだろう。 ただ、予想通りもしくは乖離が少ない場合は、市場にまちまちの印象を与えることとなり、反応も一過性にとどまる可能性がありそうだ。夏枯れ相場的な状況、24-26日のジャクソンホール会議を確認したいとのムードもある。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ失業率(6月)、南アフリカ製造業生産高(6月)、米消費者物価指数(7月)、米新規失業保険申請件数(07/30 - 08/05)など。

 発言イベント関連では、ロンドン時間にECB経済月報が予定されるほかは、NYタイムに集中している。デイリー・サンフランシスコ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁などのインタビューやイベント参加が予定されている。米30年債入札(230億ドル)が実施される。最近上昇している原油相場にとっては、OPEC月報も注目材料。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。