きょうの為替市場はNY時間に入ってドル買いが強まっており、ドル円は145円台半ばまで一時上昇した。先週の米インフレ指標を通過して、米国債利回りが再び上昇しており、ドル円は日米の金利差を意識した買いが活発化しているようだ。145円台に入ると利益確定売りも出るようだが、吸収している模様。 米国債市場では10年物のインフレ調整後の実質利回りを示す10年物インフレ連動債の利回りが一時1.82%まで上昇し、2009年以来の高水準に接近した。きょうは人民元やルーブルに対してドルが上昇しているほか、アルゼンチンペソの切り下げもフォローとなっている模様。 ファンド勢はドルショートの縮小を続けていると見られており、オプション市場でも、投資家は3月下旬以降で最もドルに強気になっている。 FRBの利上げサイクルは終了に接近していると見られているものの、雇用を始め、足元の経済が底堅く推移している中、FRBは高水準の政策金利を市場の予想以上に長期に渡って継続するのではとの見方がドルをサポートしているようだ。 USD/JPY 145.30 EUR/JPY 158.67 GBP/JPY 184.36 AUD/JPY 94.32 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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