アジア株 まちまち、上海株と香港株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:18現在
香港ハンセン指数   17623.29(-327.56 -1.82%)
中国上海総合指数  3092.98(-38.98 -1.24%)
台湾加権指数     16381.49(+0.18 +0.00%)
韓国総合株価指数  2508.80(+4.30 +0.17%)
豪ASX200指数    7115.47(-32.59 -0.46%)
インドSENSEX30種  65254.31(+305.65 +0.47%)

 21日のアジア株は、まちまち。上海株、香港株は大幅続落。中国景気の先行き不透明感が売りにつながった。中国人民銀行は中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート)の1年物を小幅に引き下げた。ただ、利下げ幅が小幅にとどまったことで、市場の失望感を誘った。
   
 上海総合指数は大幅続落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、保険大手の中国人寿保険、酒造会社の貴州茅臺酒、上海の空港運営の上海国際機場、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。投資銀行のマッコーリー・グループ、鉄鋼メーカーのブルースコープ・スチールが買われる一方で、銀行大手のウエストパック銀行、医薬品メーカーのCSL、資源・鉱山会社のBHPグループが売られた。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。