本日はインフレ調整後の米国債利回りが約15年ぶりの高水準に上昇する中で、投資家は株式保有が長期的に見て本当に価値があるのかに疑問に思っている。それに対して、一部からは、株式保有のほうが絶対に「イエス!」だとの見方が出ている。株式の長期的利益は歴史上、利回りが現在よりも遥かに高かった時期でさえも、債券のそれをかなりの差で上回ってきた。 S&P500が過去3週間で年初来の上昇を約5%ポイント縮小させたことを含め、短期的な価格変動を無視すべきとだという。金利上昇と労働生産性の向上が米経済の恒久的な特徴になると期待される中で、債券と比較した株式の見通しは説得力が弱まるどころか増しているという。確かに債券と株式の差はここ数年来、縮まってはいるが、それでも株式を保有することには決定的な優位性があると述べている。 10年物インフレ連動債(TIPS)が本日、2%を上回ったことは良いことだが、これでは資金を2倍にするのに36年かかる。一方、S&P500の株価収益率(PER)が20倍と仮定した場合、利回りに置き換えると5%ということになる。そのことは、株ではインフレを考慮すると、資金を2倍にするのに14年で済むということを意味し、言い換えれば、債券で資金が2倍になる間に、株式は5倍近くになっているということだ。だから、債券は株と同じくらい良いと言う人は、長期的な資産形成ではあり得ないという。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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