スポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズ<DKS>が大幅安。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想を下回ったほか、1株利益も予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、既存店売上高の見通しは維持したものの、1株利益の見通しは下方修正されている。積み上がった在庫圧縮に伴う利益縮小を要因に挙げている。 同社はまた、主に顧客サポートセンターでの特定のポジションを250名削減したとも述べた。 それに伴い第3四半期に最大2000万ドルの退職金が発生するが予想されるとしている。一方、今年度中に事業の最適化が完了する見込みで、2500万-5000万ドルの追加費用が一時的に発生する可能性があるとも述べた。 この決算を受けてナイキ<NKE>も軟調に始まっている。 (5-7月・第2四半期) ・既存店売上高:1.8%(予想:2.6%) ・1株利益(調整後):2.82ドル(予想:3.81ドル) ・売上高:32.2億ドル(予想:32.4億ドル) ・粗利益率:34.4%(予想:36.3%) ・店舗:725(予想:730) (通期見通し) ・既存店売上高:0~2%を維持(予想:1.4%) ・1株利益(調整後):11.50~12.30(従来:12.90~13.80ドル)(予想:13.47ドル) (NY時間09:36) ディックス・スポーティング<DKS> 112.12(-34.93 -23.75%) ナイキ<NKE> 101.65(-1.21 -1.17%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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