百貨店のノードストロム<JWN>が引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回ったほか、売上高も予想を上回った。粗利益率も予想を若干上回っている。ガイダンスも公表し、通期の1株利益、売上高とも予想を維持した。 時間外で株価は上昇。オフプライスのラック店の業績回復が定着し始めたことが奏功した。週明けにメーシーズ<M>がクレジットカードの延滞が予想以上に加速し、消費者低迷を示唆したことから、同社も期待外れに終わるのではないかと危惧されていたが、ラック店舗の売上げが予想より減少しなかった。 同社のノードストロムCEOは声明で「ラックの業績改善、在庫の生産性向上、サプライチェーンの最適化による効率化という最優先課題に対する継続的な進捗を反映した」と述べた。 (5-7月・第2四半期) ・1株利益(調整後):0.84ドル(予想:0.44ドル) ・売上高:37.7億ドル(予想:36.8億ドル) ノードストローム:24.9億ドル(予想:24.7億ドル) ラック:11.7億ドル(予想:11.0億ドル) クレジットカード:1.10億ドル(予想:1.07億ドル) ・粗利益率:35.0%(予想:34.8%) ・EBITDA:3.16億ドル(予想:2.70億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):1.80~2.20ドルを維持(予想:2.01ドル) ・売上高:-4~-6%を維持 ・EBITマージン:3.7~4.2%を維持 (NY時間16:41)時間外 ノードストロム<JWN> 17.15(+0.33 +1.96%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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