アパレルのギャップ<GPS>が引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、既存店売上高が予想以上の減収となった。旗艦ブランドのオールドネイビー、バナナリパブリックが不調だった。通期のガイダンスでも売上高は1桁台半ばの減少に表現を下方修正している。 ディクソン新CEOが就任して3日目での決算となったが、厳しい課題に直面している。同CEOは声明で「消費者にとってのブランドの意味を再定義すること、クリエイティビティに焦点を当てること、ゴールではなく追求としての関連性をデザインすること、そして、われわれの顕著な遺産を活用することに明確に焦点を当てながら、これまでとは違ったやり方をしなければならない」と述べた。 ただ、株価は時間外で上昇している。 (5-7月・第2四半期) ・既存店売上高:-6.0%(予想:-4.5%) オールドネイビー:-6.0%(予想:-5.2%) ギャップ・グローバル:-1.0%(予想:-2.7%) バナナリパブリック:-8.0%(予想:-4.5%) アスレタ:-7.0%(予想:-7.0%) ・1株利益(調整後):0.34ドル(予想:0.10ドル) ・売上高:35.5億ドル(予想:35.7億ドル) ・粗利益率(調整後):37.6%(予想:37.4%) ・営業利益率:3.0%(予想:1.5%) ・在庫:-29.0%(予想:-23.8%) (8-10月・第3四半期見通し) ・売上高:2桁台前半の減少 (通期見通し) ・売上高:1桁台半ばの減少(従来:1桁台前半~半ばの減少)(予想:-4.7%) (NY時間16:54)時間外 ギャップ<GPS> 9.75(+0.22 +2.31%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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