アジア株は下落、米引き締め長期化を警戒 中国景気減速懸念も重石 モルスタは再び中国株の目標水準を引き下げ 東京時間14:09現在 香港ハンセン指数 17985.04(-227.13 -1.25%) 中国上海総合指数 3063.78(-18.99 -0.62%) 台湾加権指数 16542.30(-228.57 -1.36%) 韓国総合株価指数 2515.90(-21.78 -0.86%) 豪ASX200指数 7111.70(-70.41 -0.98%) インドSENSEX30種 64884.10(-368.24 -0.56%) アジア株は総じて下落。 香港株は1.25%安、米金融引き締め長期化への警戒感が高まっている。香港は米ドルに連動するペッグ制を採用している。金融政策を米国に連動させているため米国が利上げ停止となれば、香港も基準金利の引き上げを停止する。そのため、きょうのジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演に注目が集まっている。 中国の景気減速懸念も重石。碧桂園控股は来月6日頃の猶予期間終了日までに利息を支払わなければデフォルトとなる。 米ゴールドマンサックスは中国の不動産危機が他のアジア地域にも波及する可能性があると指摘。米モルガンスタンレーは不動産セクター問題やデフレ、景気支援策の遅れを理由に再び中国と香港の主要株価指数の目標水準を引き下げた。モルスタの中国株目標引き下げはこの3カ月で2度目となる。 きのう決算を発表した美団とネットイースが大幅下落している。ネットイースは5.1%安、四半期決算で売上高が市場予想を下回ったことが嫌気されている。美団は5.2%安、第2四半期に黒字転換したものの、同社CEOが第3四半期に成長が減速する可能性があると警告したことが懸念されている。
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