NY時間の朝方に8月のADP雇用統計が発表になっていたが、雇用増加数は17.7万人増と予想を下回り、増加幅は過去5カ月で最も小さかった。労働需要の軟化の兆しがさらに強まっている。 レジャー・接客業の雇用は、景気回復期における成長の重要な原動力であったが、2022年3月以降で最も低調だった。しかし、どのセクターも雇用を減らしてはおらず、最も増加したのは教育・医療サービスと貿易・運輸であった。 前日の米求人件数も予想より弱い数字だったが、米労働市場が徐々にシフトダウンしていることを示している。多くの雇用主は雇用削減にはまだ消極的だが、コスト削減のために労働時間を短縮する企業も増えている。 労働力の需給が均衡に接近するにつれ、労働者はパンデミック時に獲得した交渉力の一部を失いつつある。米国人の労働市場に対する見方も悪化し、自発的に離職する人が減ってきている。こうした力学が賃金の伸びを鈍化させており、職に留まった労働者の8月の給与は前年比5.9%増と、2021年以降で最小の伸びとなった。転職した労働者は9.5%増だった。 ADPは声明で「景気回復に伴う2年間の異常な上昇の後、パンデミックの経済的影響が薄れるにつれ、賃金と雇用はより持続可能な成長へと向かっている」と述べていた。 *ADP雇用者数(8月)21:15 結果 17.7万人 予想 19.6万人 前回 37.1万人(32.4万人から修正)(前月比) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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