【これからの見通し】明日の米消費者物価指数を控えて、きょうは手掛かり難

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】明日の米消費者物価指数を控えて、きょうは手掛かり難

 あすは8月米消費者物価指数が発表される。秋以降の米金融当局の動向にとって注目の指標となる。事前のマーケットでは9月FOMCでの据え置き予想が大勢。最新のCMEフェドウォッチでは93%が据え置き、7%のみが25bp利上げを織り込んでいる。

 今回の米消費者物価指数の予想は、ヘッドラインの伸びが再び上昇する見込み。前月比は+0.2%から+0.6%へ、前年比は+3.2%から+3.6%へ。一方、コアは前月比+0.2%で横ばい。前年比は+4.7%から+4.3%へと伸びの鈍化が予想されている。まちまちの予想となっており、9月FOMCに対する市場の見方は変化ないだろう。

 ただし、予想からのブレが同方向にそろう結果となる場合には、今後の見通しには変化を与えそうだ。

 きょうは上記の一大イベントを控えて、動きにくい展開が予想される。先ほど発表された英雇用統計では3カ月平均賃金の伸びが加速したことに、一瞬のポンド買い反応がみられたが、すぐに戻しており持続性に欠けていた。このあとのロンドン市場で材料として蒸し返されるのかどうかをチェックしたい。

 日本時間午後6時には9月ドイツZEW景況感指数が発表される。市場予想は-15.0と前回の-12.3からの低下が見込まれている。このところの欧州PMIの低迷とともに、特にドイツの景況感の悪化が気になるところだ。

 発言イベント関連は、ECB当局者などが木曜日のECB理事会前に発言を手控えるブラックアウト期間に入っており、目立った予定はみられず。

 前日にドル売り圧力の一因となった人民元動向について、きょうは落ち着いている。再び相対的なドル高相場が優勢となる可能性もあり、注意してみたい。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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