株価指数先物【引け後】 狭いレンジでのスキャルピング中心のトレード

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪12月限
日経225先物 32450 -170 (-0.52%)
TOPIX先物 2354.5 -9.5 (-0.40%)

 日経225先物(12月限)は前日比170円安の3万2450円で取引を終了。寄り付きは3万2520円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2585円)を下回り、売りが先行して始まった。その後はボリンジャーバンドの+1σ水準での攻防を見せ、これを上放れる動きから一時3万2660円まで買われた。しかし、前場終盤にかけてショートが強まり、3万2450円まで売られた。ランチタイムでは3万2460円から3万2500円辺りで保ち合い、後場の取引開始直後には3万2400円まで下げ幅を広げた。中盤にショートカバーで3万2610円まで回復したものの、終盤にかけては再びショート優勢となり、3万2450円で終えた。

 日経225先物は短期的なトレードが中心となるなか、概ね3万2400円~3万2600円辺りのレンジ推移だった。ボリンジャーバンドの+1σ水準を上回る場面では戻り待ち狙いのショートが入りやすかったが、3万2500円割れの場面でも売り一巡後の切り返しは早く、狭いレンジのなかでスキャルピング中心のトレードだったと考えられる。

 13日の米国市場では8月の消費者物価指数(CPI)が発表されるため、結果を受けた米国市場の反応に対して、日経225先物はナイトセッションで動意をみせることになる。ショートの流れが強まったとしても、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過するまではポジションを傾けてくる流れは限られるとみられ、25日、75日移動平均線が支持線として機能しよう。一方で、ロングが強まる局面では、短期的には節目の3万3000円に接近する展開を想定しておきたい。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.78倍と小幅に低下し、一時13.76倍まで下げた。下へのバイアスが強まる状況ではないが、ジリジリと低下を続けていることから、引き続き2月安値の13.70倍や1月安値の13.62倍が意識されている。短期的なトレードが中心となるなか、スプレッド狙いの動きは限られているようだが、日銀の金融政策変更を巡る思惑などからは、NTショートが優勢だろう。

 手口面では、日経225先物はシティグループ証券が928枚、大和証券が827枚、ソシエテジェネラル証券が675枚、みずほ証券が633枚、三菱UFJ証券が607枚の買い越しに対して、ABNクリアリン証券が1770枚、野村証券が773枚、BNPパリバ証券が463枚、ドイツ証券が459枚、ビーオブエー証券が457枚の売り越しだった。

 TOPIX先物は、バークレイズ証券が3764枚、野村証券が965枚、みずほ証券が829枚、ソシエテジェネラル証券が571枚、ビーオブエー証券が481枚の買い越しに対して、ゴールドマン証券が1860枚、JPモルガン証券が1315枚、UBS証券が1130枚、ドイツ証券が780枚、三菱UFJ証券が775枚の売り越しだった。

株探ニュース

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