反発、供給不足見通しで高値圏から崩れず=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=90.39(+0.71 +0.79%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。堅調な需要や、石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産を背景に供給不足が続く見通しであることが相場を支えた。中国や主要国経済の先行きについて楽観論は乏しいものの、今のところ景気は目立って悪化しておらず、全体として石油需要は底堅く推移している。サウジアラビアとロシアは日量130万バレルの自主的な供給制限を年内継続するほか、ロシアは卸売価格の上昇を抑制するため、一部を除き燃料輸出を停止する。

 時間外取引で11月限は88.19ドルまで下落したが、通常取引序盤にかけて下げ幅を消した。その後は買い戻しが優勢となり、90.74ドルまで上昇。

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