きょうの為替市場はNY時間に入ってドル買いが優勢となっており、ユーロドルは1.05ドル割れを試す動きが見られている。この2日間の下げで再び21日線を下放れる展開が見られており、下向きの流れに戻しそうな気配も出ている。モロッコを訪問しているラガルドECB総裁がマスコミとのインタビューで「必要に応じて追加措置とる用意がある」と利上げの可能性を残す発言を行っていたが、市場の反応は鈍い。 市場は、ECBの利上げサイクルはすでに終了し、利下げ時期を模索する動きを見せている。背景にはユーロ圏の景気後退への懸念があるが、本日は8月のユーロ圏鉱工業生産が発表され、前月比で0.6%の回復を見せていた。しかし、前年比では依然として5%超の減少。 本日の鉱工業生産は7-9月期のGDPがマイナス成長に陥るとの見方を確認する内容との受け止めも出ている。今後は薄商いの受注と高水準の在庫に加え、最近の原油高騰と地政学的リスクの再燃が、今後数カ月の鉱工業生産の見通しにとって良い兆候とはならないという。7-9月期のGDPがプラス成長になるためには、9月の鉱工業生産はかなりの増加である必要だとしている。 EUR/USD 1.0502 EUR/JPY 157.14 EUR/GBP 0.8655 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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