ユーロ円はレンジ相場が続く ユーロ圏の9月のインフレはECBの利上げ終了を示唆=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうのユーロ円は戻り売りが優勢となり、157円台に下落している。ドル円は膠着状態が続いているが、ユーロドルが売りに押されていることから、ユーロ円は上値を圧迫されている。結局、21日線付近でのレンジ相場から抜け出せないようだ。

 この日は月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)の確報値が公表されていたが、速報値と一致した。総合指数は速報値と同様に前年比4.3%の上昇となったが、前回8月からは大幅い鈍化している。一方、コア指数も前年比4.5%の上昇となったが、サービス業が物価上昇に最も貢献した。エネルギー価格は前年と比較して低下した。

 全体的なインフレ鈍化は、ECBが利上げサイクルに終止符を打つよう説得する可能性がある。先月の中銀預金金利4.00%への引き上げが、今回の利上げサイクルの最後となる可能性が高いとの指摘も出ている。一方、インフレが2024年の最初の数カ月にそれほど急速に緩和しない場合は、利下げは来年の後半までないかもしれないという。

*ユーロ圏消費者物価指数(確報)(9月)18:00
結果 4.3%
予想 4.3% 前回 4.3%(前年比)
結果 4.5%
予想 4.5% 前回 4.5%(コア・前年比)

EUR/JPY 157.94 USD/JPY 149.90 EUR/USD 1.0536

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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