続落、人道支援の開始や人質開放で緊迫感がやや緩和=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=85.49(-2.59 -2.94%)

 ニューヨーク原油は続落。イスラエルとパレスチナの武装組織ハマスの武力衝突が続くなかで、外交的な解決を探る動きが広がっていることから、中東情勢の緊迫感がやや後退した。エジプトのラファ検問所を経由して、パレスチナ自治区ガザへの支援物資の搬入など人道支援が始まっているほか、ハマスは人質を一部開放した。ただ、イスラエル軍はガザ地区への爆撃を継続しているほか、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区へのイスラエル軍による攻撃が激しくなっている。

 時間外取引で12月限は下落。下げ幅を一時消す場面はあったが、上値は抑えられた。通常取引開始後は売りが強まり、85.35ドルまで下落した。

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