【これからの見通し】ドル円が年初来高値を更新、今日の米GDP速報値に注目 ドル円は150円をめぐる攻防から上方に抜け出しつつあるようだ。昨日の強い米新築住宅販売件数の結果を受けて、米債利回りが再び上昇。ドル円は150円台に乗せて上値を試す展開となっている。きょうは150円台後半へと買われて、年初来高値を更新している。 米ファンダメンタルズ材料でドル買いが勢い付く格好となっており、素直について行けそうな雰囲気もでてきている。そのなかできょうは第3四半期の米GDP速報値が発表される。市場予想は前期比年率+4.5%と前期の+2.1%から大幅上昇する見込み。個人消費が+4.0%と前期の+0.8%から急上昇する見込みとなっていることが背景。予想以上の伸びとなれば、ドル買い圧力が高まることが想定されよう。 その前にはECB理事会の結果も発表される。前回の声明などからは今回は政策金利を据え置くことが示唆されており、12月理事会でのECBスタッフ経済見通しが確認されるまでは今後の方針は示されないとみられている。今回はPEPP再投資の早期終了などの議論が開始されるとの予想もでているが、ユーロ相場の反応は限定的なものとなりそうだ。ラガルドECB総裁会見では、インフレ対応と景気鈍化警戒の狭間でバランスの取れた内容となることが想定されよう。 この後の海外市場で発表される経済指標は、上記イベントのほかに米新規失業保険申請件数(10/15 - 10/21)、米卸売在庫(速報値)(9月)、米耐久財受注(速報値)(9月)、米中古住宅販売成約指数(9月)などが予定されている。 イベント発言関連では、前述のラガルドECB総裁会見が最も注目されるほか、カンリフ英中銀副総裁がBIS決済・市場インフラ委員会(CPMI)で講演をおこなう。ウォラーFRB理事が会議開会挨拶をおこなうが、ブラックアウト期間であることから金融政策に関する発言はなさそうだ。米7年債入札(380億ドル)が実施される。マスターカード、フォード、コムキャスト、アマゾンドットコム、インテル、ハネウェルなどの米企業決算が注目される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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