【これからの見通し】週末は材料少なめ、米個人所得・支出とPCEデフレータをチェック きょうは指標発表、発言イベントともに材料が少なめとなっている。経済指標ではロンドン時間は仏消費者信頼感(10月)が発表される程度。NY時間にはメキシコ貿易収支(9月)、米個人所得・支出(9月)、米PCEデフレータ(9月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(10月)などが発表される。仏指標やミシガン大確報値は比較的、重要度の低い指標群となっている。注目はおのずと米個人所得・支出およびPCEデフレータに集まりそうだ。 昨日の第3四半期の米GDP速報値では個人消費の伸びを背景に、前期比年率+4.9%と予想以上の強い数字が発表されていた。事前に米債利回りが上昇、ドルも買われていたこともあり、発表後は利益確定やポジション調整の動きにドルが売られた経緯がある。ただ、現在の米経済状況が良好であることは確認された。 米金融当局が物価指標として重視するPCEデフレータだが、今日発表される9月分の市場予想は前年比+3.4%と、前回の+3.5%から若干落ち着く見込み。コア前年比は+3.7%と前回の+3.9%から伸びが鈍化する見込み。また、個人所得は前月比+0.4%と前回並みの数字、個人支出は+0.5%と前回の+0.4%からやや上昇する見込み。市場では来週の米FOMCでの政策金利据え置き観測が優勢だが、この見方に変化を与えるような予想数値とはなっていないようだ。波乱の結果とならなければ、静かなマーケットが続きそうだ。 波乱材料としてはイスラエル関連の新たな進展・深刻化などがみられることだが、その場合は原油相場や米債動向に大きな反応がみられるのかどうかを確認したい。また、週末の薄商いのなかで注意したいのが、政府・日銀の為替介入観測や日銀決定会合関連の観測報道であろう。市場は毎回の会合ごとにYCC修正論について神経を尖らせているだけに注意しておきたい。 その他材料としては、ECB専門家予測調査の発表、バーFRB副議長の会議開会挨拶、エクソンモービル、シェブロン、アッヴィなどの米企業決算発表などが挙げられる。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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