31日前引けの日経平均株価は前営業日比47円52銭安の3万649円44銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は8億2023万株、売買代金概算は1兆9741億円。値上がり銘柄数は907、対して値下がり銘柄数は696、変わらずは55銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は売り買い交錯も日経平均は小幅続落。半導体関連株を中心とするハイテク株への売り圧力が表面化し全体相場を押し下げた。一方、銀行や保険株が買われTOPIXはプラス圏で着地している。きょう昼ごろに判明する日銀金融政策決定会合の結果を前に全般様子見ムードが強いが、YCCの許容変動幅拡大などの政策修正の動きが長期金利の上昇を生む可能性があり、これを意識した地合いとなっている。前場の売買代金は2兆円を若干下回った。 個別ではレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などの半導体製造装置関連が安く、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ソシオネクスト<6526>など半導体主力株に売りが目立つ。マクニカホールディングス<3132>は下落率トップとなった。パナソニック ホールディングス<6752>も安い。NEC<6701>も値を下げた。半面、オリエンタルランド<4661>が堅調、キーエンス<6861>も買いが優勢だった。ゆうちょ銀行<7182>のほか、JT<2914>など高配当利回り株が相対的に強さを発揮している。アンリツ<6754>はストップ高人気。明電舎<6508>も値を飛ばした。 出所:MINKABU PRESS
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