原油相場は中東情勢からマイルドな支援を受けつつ、安値修正を進めている。現時点 では何ら供給障害は発生しておらず、地政学リスクのみで急伸することは無理がある。 ただし、10月入りと前後して急落していたこともあり、押し目を買い拾う動きは強 い。現在は製油所メンテナンスの時期だが、徐々に製油所の稼動が再開されている。ク ッシング地区の在庫は減少傾向が続いており、在庫が環境との逆相関を重視すれば年初 来高値更新が支持される。また、戦略石油備蓄(SPR)の購入ラインが従来の70ド ル前後から79ドル前後まで引き上げられている影響も大きいだろう。80ドル水準が 安値限界として意識される。下落リスクとしては、米長期金利急伸などに起因した景気 と金融市場のリスクになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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