[今夜の視点]シカゴ大豆=どこまで直近の下値余地を拡大するのかに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。11月限のここまでの安値は1280.50セント
と、すでに前日の安値を割り込んでいる。今夜はどこまで直近の下値余地を拡大するの
かが注目される。下落すると、米国産の収穫進展と南米産地の降雨予報が売り口実され
やすくなろう。

 前日のシカゴ大豆は期近から大幅続落。週間輸出検証高が245万トン台と200万
トンを大幅に上回り高水準となったが、過去の成約高などで高水準はある程度予想され
ていたためあまり支援材料とはならず、手じまい売りで下げ足が加速した。

 11月限は再び13ドル台を割り込んだことで、売り圧力が強まり1286.00セ
ントまで急落。引けもあまり戻さずに1286.75セントだった。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2023年10月速報(Markit)
【経済】 17:00 サービス業購買担当者景況指数 2023年10月速報(Markit)
【経済】 17:00 購買担当者総合景況指数 2023年10月速報(Markit)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 雇用統計 2023年9月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【工業】 10/25 05:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 新築住宅価格指数 2023年9月(カナダ統計局)

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