貴金属は、総じて下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円高を受けて 売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安と円高を 受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は2.95ドル安の 1973.22ドル、銀が35セント安の2295セント、プラチナが0.30ドル安 の893.00ドル、パラジウムは23.57ドル高の1121.07ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=149.67/68円で、前営業日の 大引け時点から0.26円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が9485円前後、銀は110.5円前後、プラチナは 4285円前後、パラジウムは5400円前後。 【NY金は利食い売りが圧迫】 金はきのうの海外市場では、イスラエルのガザ侵攻の後ずれを背景に利食い売りなど が出て軟調となった。 金は利食い売りが圧迫要因になった。欧米がイスラエルに対し、人質解放を優先し、 ガザ侵攻を遅らせている。人道支援や人質解放が続いている。イスラエルの地上侵攻に ついては、最終的にはイスラエル当局者次第だとされた。一方、国際移住機関(IO M)は、ガザ危機を背景にイスラエル・レバノン国境でイスラエル軍とレバノンのイス ラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘がエスカレートする中、レバノン国内では南部を 中心に約2万人が退避を強いられていると発表した。 銀はきのうの海外市場では、金軟調につれ安となった。 【NYプラチナは金軟調もドル安が下支え】 プラチナ系貴金属(PGM)はきのうの海外市場で、プラチナが金軟調につれ安とな り、パラジウムはドル安を受けて買い戻された。 プラチナは金軟調につれ安となった。イスラエルのガザ侵攻の後ずれを受けて金に利 食い売りが出た。ただ米国債の利回りが低下し、ドル安に振れたことが下支えになっ た。中東情勢の行方と米国債の利回りの動向を確認したい。 <今日の予定> ・英雇用統計 2023年9月(国立統計局) ・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2023年10月速報(Markit) ・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2023年10月速報(Markit) MINKABU PRESS 東海林勇行
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