●論点解説ゴム、10月限受渡の状況について=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 25日に10月限が受渡を迎えたが、受渡価格は378.40円となった。9月限の
238.30円から140.10円の急伸になる。1か月の受渡期間の違いでここまで
の価格変動が生じたのは、2010年4月限以来のことである。産地の豪雨による供給
不安の一方、国内の在庫はタイトであり、ショートスクィーズが発生したことが推測さ
れる。一方、受渡高は104枚であり、9月限の335枚から大きく落ち込んでいる。
積極的に引き受けた向きが多かった結果というよりも、渡せなかった向きが多かった影
響であることが窺える。結果的に10月限は大幅なプレミアムを残したまま、サヤ修正
なく受け渡しを迎えている。次の焦点は11月限が10月限の受渡価格378.40円
にサヤ寄せするかだが、10時だいだと前日比で7円程度の上昇であり、265円水準
での取引に留まっている。全くサヤ修正が行われていない訳ではないが、総じて冷静な
対応を見せていると言えよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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