金・銀午前=金が反発、イスラエルのガザ侵攻で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現
物相場の押し目を買われたことや円高一服を受けて堅調となった。銀の商いは成立しな
かった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が40〜50円高、金ミニが39.0〜
49.0円高、ゴールドスポットが87円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が3万7096枚、金ミニが5537枚、ゴール
ドスポットが7942枚、銀が0枚。
【NY金は引け後にイスラエルのガザ侵攻で急伸】
 金はイスラエルのガザ侵攻を受けて急伸した。ドル建て現物相場は5月16日以来の
高値2009.09ドルを付けた。イスラエル軍は27日、「今晩」作戦を拡大すると
表明した。イスラエルのネタニヤフ首相は28日、3週間にわたる戦争が第2段階に入
ったと表明した。またイスラエル国民に「長く厳しい」戦いになるとの見通しを示し
た。バイデン米大統領は29日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、民間人保
護や人道支援の即時拡大を求めた。一方、サリバン米大統領補佐官は、駐留米軍をイラ
ンの代理勢力が攻撃するなら、米国は応酬を続ける意向だと述べた。紛争拡大の行方も
確認したい。週明けは利食い売りなどが出て上げ一服となった。イスラム組織ハマスが
病院に避難しているパレスチナ人を人間の盾として利用し、イスラエル軍は総攻撃を仕
掛けにくくなっている。病院内部でハマスが利用している地下トンネルにつながってい
るという。
 9月の米個人消費支出(PCE)価格指数は、コア指数の伸びが前年同月比3.7%
と、8月の3.8%から伸びが鈍化し、2年ぶりの低水準となった。CMEのフェドウ
ォッチで、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ確率は19.3%(前
日19.8%)に低下した。一方、10月の米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は
63.8と、速報値の63.0から上方修正された。1年期待インフレ率確報値は
4.2%と、速報値の3.8%から上方修正され5月以来の高水準となった。
 金先限は上場来高値9651円を付けた。ドル建て現物相場の押し目を買われたこと
や円高一服が支援要因になった。円相場は1ドル=149円台後半で円高が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。前週末の海外市場では、イスラエルのガザ侵攻
を受けて急伸した。アジア市場では、朝方の2003.17ドルから、2005ドル台
まで上昇したのち、上げ一服となった。
 午前11時現在、2004.42ドルで推移。銀は2309セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が1987.61ドル、銀が2289セント。

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