上海取引所の10月27日時点の認証在庫は25万0268トンとなり、前週から 4123トン増加した。その前の週も2395トン増と、最近のゴム相場急伸環境でも 在庫積み増し傾向に変化は生じていない。産地天候不順が発生していることは間違いな いが、それが中国国内需給のひっ迫化につながっていないことは明らかである。 一方、JPXの生ゴム指定倉庫在庫は10月10日時点で5235トンであり、6月 30日の旬から減少し続けている。これがJPXで当限の急伸を促したことが再確認で きる。その後の在庫変動についてはまだデータが得られていないが、低在庫環境が劇的 に変化した可能性は低い。これは、上海ゴム相場が上値を切り上げる必要性の乏しさと 同時に、JPXゴム相場は当限主導の急伸再開のリスクを残した状態にあることを意味 する。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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