[今日の視点]とうもろこし=先限が夜間を堅調に引けた流れを引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、先限が夜間取引を100円高で堅調に引けた流れを引き継ぎ、小高
く取引を開始か。1ドル=149円台半ばまで円が反発したことが圧迫要因。シカゴ期
近12月限と円相場1ドル=149.55円からの換算値は140円安。
 先限が堅調に推移ならば、期先9月限も買い優勢となり、先限にサヤ寄せの展開を予
想。27日現在、総取組高が1963枚まで増加したが、1日の出来高が100枚に満
たない日もあり、まだ玉の出方次第の動きに変わりはない。中盤あたりから小口の売り
で上げ幅を削る動きも有り得るのではないか。
 27日のシカゴコーンは小反発。期近12月限は484セントで頭打ちとなり、上げ
幅を削ったが、1.50セント高の480.75セントで小じっかりと引けた。まだ最
近のレンジでの取引となり、方向性がない。米国産コーンの収穫の進展が圧迫要因だ
が、アルゼンチン、ブラジルの産地の天候を材料視する動きが徐々に強まると予想。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万9450〜3万9520円。本日の日
中取引の予想レンジは3万9300〜3万9650円。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】09:30 小売売上高 2023年9月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【経済】--:-- 金融政策決定会合(日本銀行)
【工業】09:30 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
◆ ドイツ ◆
【経済】22:00 消費者物価指数 2023年10月速報(連邦統計庁)
◆ イギリス ◆
【経済】18:30 マネーサプライ 2023年9月(BOE)
◆ スイス ◆
【経済】17:00 景気先行指数 2023年10月(KOF経済研究所)
◆ アメリカ ◆
【農産】10/31 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】10/31 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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