金・銀午前=金が反落、現物安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は反落、銀はまちまち。金はドル建て現物相場の下落と円高を受けて売り優勢で始
まった。その後は、円高一服やドル建て現物相場の堅調が下支えになった。銀はまちま
ちの値動きとなった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が31〜15円安、金ミニが61.0〜
17.5円安、ゴールドスポットが19円高、銀が4.0円安〜0.8円高。
 午前11時2分現在の出来高は、金が3万1794枚、金ミニが5715枚、ゴール
ドスポットが5622枚、銀が8枚。
【NY金は利食い売りに上値を抑えられる】
 金は利食い売りを受けて上げ一服となった。イスラエルのガザ侵攻が支援要因になっ
たが、イスラエル軍はガザ市民に避難を呼びかけた。ただイスラエルのネタニヤフ首相
は、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの停戦はないと言明
し、ハマスを掃討する計画を推進すると表明した。ドル建て現物相場は2000ドル台
で利食い売りが出たが、紛争拡大に対する懸念が残ることは下支え要因である。また今
週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きが見込まれており、利上げ停止
の見方が示されると、ドル安に振れ、金の支援要因になるとみられる。
 日銀金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の
再修正を議論すると伝えられたことを受けて円高に振れた。長期金利の上限を柔軟に
し、1%を超える金利上昇を容認する案が出ている。10年債利回りはこの日、
0.955%まで上昇し、2013年5月以来の水準の高水準となった。
 金先限は夜間取引で9556円まで下落した。ニューヨーク市場での上げ一服や円高
が支圧迫因になった。円相場は1ドル=149円台前半で円高が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、利食い売りなどを受けて上
げ一服となった。アジア市場では、朝方の1994.70ドルから、押し目を買われ、
1997ドル台まで上昇したが、ドル高を受けて上げ一服となった。
 午前11時現在、1996.15ドルで推移。銀は2323セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が1999.08ドル、銀が2307セント。

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