海外市況サマリー(31日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2023/12 1,994.3  -11.3    シカゴ大豆   2024/ 1  1,310.50  + 3.25
NY銀   2023/12 2,295.2  -44.4    シカゴコーン  2023/12    478.75  + 0.50
NYプラ  2024/ 1   944.9  + 5.0    NY原油   2023/12     81.02  - 1.29
NYパラ   2023/12 1,126.10 -12.20   ドル・円              151.62  + 2.51
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は151.70円台まで上昇
 NY時間の終盤に入ってドル円は151円台半ばでの推移が続いた。為替市場は日銀
決定会合を経て急速に円安が進み、ドル円は151円台に一気に上昇。NY時間に入っ
てドル買いが優勢となっていることもドル円の上げを後押しした。
 前日のNY時間に流れた観測報道通りに、日銀は本日の決定会合でイールドカーブ・
コントロール(YCC)の再修正を発表した。ただ、為替市場は円安の反応。YCCは
緩和解除の方向に再修正されたものの小幅な修正でもあり、米国債利回りとの格差は依
然として大きいという印象が強かったようだ。NY時間に入ってドル買いが優勢となっ
ていることも追い風となり、一気に151円台を固める動きが見られている。
 植田総裁は会見で1.5ー2.0%の可能性について聞かれ、「そこまで上昇すると
は見てない」と述べていた。今回は具体的な上限の数値は削除したものの、米国債利回
りのように急激に上昇することは許容せず、いまは1.0%程度で落ち着いていてくれ
れば良いというこのなのかもしれない。実際、10年物の日本国債利回りも1%手前で
推移している。

◎NY貴金属=総じて反落、米国債の利回り上昇やドル高で
 ニューヨーク金、銀は反落。
 金12月限は反落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州時間に
入ると、欧州中央銀行(ECB)の高金利維持見通しによるユーロ高を受けて押し目を
買われた。日中取引では、米消費者信頼感指数の低下を受けて押し目を買われたが、買
い一巡後はドル高が圧迫要因となって急落した。
 銀12月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反落。
 プラチナ1月限は続伸。時間外取引では、ドル高に上値を抑えられたが、欧州時間に
入ると、欧州中央銀行(ECB)の高金利維持見通しによるユーロ高を受けて押し目を
買われた。日中取引では、米消費者信頼感指数の低下を受けて買い戻されたが、ドル高
に上値を抑えられた。
 パラジウム12月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。

◎LME=揃って反落、中国の景況指標の悪化やドル高で売り優勢
 アルミ3カ月物は反落。2261.50ドルと軟調な寄り付きとなった後もアジア株
安を重石とした下値探りの足取りとなり、一時は2246ドルまで軟化。その後は米長
期債利回りの低下と欧州株高が買い支援要因となって浮上し2265.50ドルの高値
を付けた。ただ、米国債利回り上昇とドル高進行に伴う転売に値を落として2242ド
ルの安値に到達。安値を離れた後も2244〜2253ドルでの安もみとなり、この水
準で終えた。
 銅3カ月物は反落。8116.50ドルで小安く取引を開始。その後、アジア株安を
受けて値位置を落とし8089ドルの安値を記録。安値を離れた後もドル高傾向に上値
を抑制された後に、米長期債利回り低下とこれを受けた欧州株高が手掛かりとなって買
い戻されたが、米国債利回りが上昇に転じたことやこれを受けたドル買いの動きが弱材
料となって軟化に転じた。8080ドルまで軟化したところで買い戻されたが、安値圏
を脱することなく取引を終えた。中国物流購買連合会が発表した10月の製造業購買担
当者景況指数(PMI)が49.5となり、事前予想の50.2、前回の50.2を下
回り、景気強指数は悪化を示したことも弱材料。

◎NY原油=続落、ガザ郊外で交戦激化も供給懸念は限定的
 ニューヨーク原油は続落。
 イスラエルと武装組織ハマスの衝突をきっかけとした中東情勢の混乱は局所的な対立
にとどまっており、供給の下振れが発生していないことが相場を圧迫した。パレスチナ
自治区ガザ郊外でイスラエル軍とハマスの交戦が激化するなか、ガザ地区の死者数は
8500人を超えたと発表されているものの、パレスチナを支援する近隣各国に目立っ
た動きは見られない。
 改質ガソリンの期近2限月は小反発。ヒーティングオイルも期近限月は反発。米週間
在庫統計の発表を控えて買い戻しが優勢だった。

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は総じて反発、コーンは期近が小反発
 大豆は総じて反発。
 米農務省(USDA)が大口成約を発表したことや、輸出の増加が見込まれる大豆粕
の堅調な足取りが買いを支援した。1月限は10月23日以降、1300〜1320セ
ントのレンジを中心に高下しているが、この日の値幅もこのレンジ内にとどまった。

 コーンはまちまち。期近は小反発。
 米産地での生育期も終了し、コーン自体の新規材料に乏しいなか全体的に模様眺めと
なり、小幅な値動きにとどまった。一時的に上昇する場面は見られたが、この日の12
月限は限られた価格帯を中心に高下。10月25日以来の値位置である476.75〜
485セントのレンジ内での高下にとどまった。

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