(NY時間16:48)時間外 AMD<AMD> 94.31(-1.87 -1.94%) AMD<AMD>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、時間外で株価は冴えない反応。第4四半期の売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている模様。データセンターは力強い成長を見込んでいるものの、ゲーム事業の売上減少を見込んでいる点が不安視されているようだ。 同社はPCをゲーム機に変えるアドイン・グラフィックス・カードに搭載されるチップの第2位のメーカーで、ソニーやマイクロソフトのゲーム機にもチップを提供している。こうした製品の需要は通常年末商戦で高まり、必要な部品は現時点で発注される。フーCFOは声明で「全体の需要は好調だが、ゲーム分野の売上減少によってそれは相殺される」と述べていた。 また、業界トップのエヌビディア<NVDA>との格差拡大への懸念も指摘されているようだ。 (7-9月・第3四半期) ・1株利益(調整後):0.70ドル(予想:0.67ドル) ・売上高:58.0億ドル(予想:57.0億ドル) データセンター:16.0億ドル(予想:16.2億ドル) ゲーミング:15.1億ドル(予想:15.3億ドル) クライアント:14.5億ドル(予想:12.3億ドル) エンベデッド:12.4億ドル(予想:13.1億ドル) ・粗利益率(調整後):51.0%(予想:51.0%) ・営業利益率(調整後):22.0%(予想:21.6%) ・FCF:2.97億ドル(予想:15.2億ドル) (10-12月・第4四半期見通し) ・売上高:58~64億ドル(予想:64.0億ドル) ・粗利益率(調整後):約51.5%(予想:52.1%) ・データセンターは力強い成長を見込む ・ゲーム事業の売上減少を見込む。 ・エンベデッド市場の需要軟化を見込む。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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