貴金属は、総じて続伸して寄り付く見通し。金は円安を受けて買い優勢となろう。銀 はまちまちの値動きとなろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク 高と円安を受けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は8.14ドル安の 1984.23ドル、銀が26セント安の2283セント、プラチナが3.15ドル高 の934.30ドル、パラジウムは0.54ドル高の1122.21ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=151.32/34円で、前営業日の 大引け時点から1.08円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が9655円前後、銀は112.5円前後、プラチナは 4475円前後、パラジウムは5400円前後。 【NY金は米国債の利回り上昇やドル高が圧迫】 金はきのうの海外市場では、米国債の利回り上昇やドル高を受けて戻りを売られた。 金は米国債の利回り上昇やドル高が圧迫要因になった。10月の米消費者信頼感指数 が102.6と9月改定値の104.3から低下し、押し目買いが入ったが、2000 ドル台で戻りを売られた。事前予想の100.0を上回ったことから、米国債の利回り が上昇し、ドル高に振れた。今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置 きが見込まれており、今後の見通しが焦点である。 日銀金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の柔軟化 を決めた。ただ金融緩和を維持したことから1ドル=151円台後半まで円安が進ん だ。金先限は9743円と上場来高値を更新した。 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金の戻りを売られたことを受けて軟調となっ た。 【NYプラチナは買い戻し主導の上昇が続く】 プラチナ系貴金属(PGM)はきのうの海外市場で、プラチナが買い戻し主導の上昇 が続き、パラジウムはドル高などを受けて反落した。 プラチナは買い戻し主導の上昇が続いた。米消費者信頼感指数の低下が支援要因にな った。ただ買い一巡後はドル高を受けて上げ一服となった。一方、上海プラチナの出来 高が2枚に減少し、中国勢は高値での買いを見送った。また10月の中国の製造業購買 担当者指数(PMI)が49.5となり、前月の50.2から低下した。財新製造業P MIも確認したい。 <今日の予定> ●フランス(万聖節) ・中国製造業購買担当者景況指数 2023年10月(財新) ・全米雇用報告 2023年10月(ADP) ・米製造業景況指数 2023年10月(ISM) ・米FOMC声明文公表(FRB) MINKABU PRESS 東海林勇行
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