ゴム市況=RSS3号は総じて堅調、ただし中盤以降は伸び悩み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                  RSS3                      TSR20
   2023/11      2024/04      2024/10        2023/11       2024/11
 255.0  + 2.9    256.2  + 1.0   268.0  - 2.0   218.0  + 3.0   220.0   新甫
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    上海ゴム    1月限   14,140  - 10   (午後3時10分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて堅調。寄り付きでは、円安や株高を好感し、水準を引き上
げる限月が目立った。ただ、中盤に入ると、円安が一服となったことや、上海ゴムが動
意に欠ける展開となったことから、手掛り材料難となり、上げ幅を縮小させる限月が目
立った。TSR20は出来ず。

 大引けのRSS3号は、前営業日比2.0円安〜2.9円高、活発限月の4月限は同
1.0円高の256.2円、期先10月限は同2.0円安の268.0円、総出来高は
1063枚。TSR20の帳入値は同2.0〜3.0円高。
【4月限は小反発】
 今日のJPXゴムRSS3号は、総じて堅調に推移したが、朝高後は、徐々に上げ幅
を縮小する限月が目立った。活発限月の4月限は、一時260円まで上昇したものの、
一時マイナスサイドに振れるなど、冴えない展開となった。終値は前日比1.0円高の
256.2円となった。
 4月限は4日連続陰線ののち、今日は反発となったが、日足は上ヒゲの長く、実体の
短い陽線であり、上値も重さがみられる。産地相場や上海ゴムが軟化をする中、現状、
10月23日と30日の安値253.3円が支持となっているが、節目の250円を目
指した下げになりそうだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず、TSR20は売りが先行しており、
1.4〜0.5セント安。

 上海ゴムはまちまち。中心限月の1月限は、夜間取引は小動きとなり、前日比10元
高の1万4160元で取引をおえた。日中取引に入っても、動意に欠ける展開となり、
前日の引け値と同値圏でのもみ合いとなっている。

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