9月のユーロ消費者物価指数(CPI)・概算速報値は前年比+3.8%まで加速し た。2023年9月以来の高水準。エネルギー価格の高騰が背景。欧州は石油製品のな かでもディーゼル燃料の消費が相対的に多く、足元ではディーゼル燃料が不足してい る。緊急備蓄の放出では根本的な解決にならず、インフレ高進を想定すべき。 9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)は前月比2.9万人増と伸びは限 定的だった一方、労働参加率が61.8%まで上昇したことが失業率を4.2%まで押 し上げた。平均時給は前年比+3.0%まで鈍化する一方、米消費者物価指数(CP I)は同+3.4%で高止まりしており、物価高を労働の拡大で補おうとする動きがあ るものの、雇用の伸び不十分。低下傾向にあった労働参加率は上昇を再開しつつあり、 雇用の受け皿が乏しいなら失業率は上向きだろう。 MINKABU PRESS
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