シカゴ穀物引け速報=大豆は期近から続伸、コーンは総じて続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2023/11       1304.00       +12.75
                      2024/01       1328.25       +13.25
 コーン          2023/12        470.00       - 5.00
                      2024/03        485.00       - 4.75
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 大豆は中国への輸出増加期待とブラジルの天候不良を受けて期近から続伸、コーンは
米国産コーンのイールド引き上げ観測と輸出の減少を受け総じて続落。

 大豆は期近から続伸。終値の前営業日比は9.25〜13.25セント高。中心限月
の1月限は13.25セント高の1328.25セント。
 アメリカ穀物協会など、11の団体の代表が中国を訪問したことを受けた輸出用需要
の増加期待や、ブラジルの天候不良に対する警戒感から買い優勢となった。ブラジルで
は南部では降雨過剰、中部および北部では土壌水分の乾燥が懸念されている。

 コーンは総じて続落。終値の前営業日は出来高の薄い25年9月限が0.25セント
高、先限が0.50セント高だが、それ以外は5.00〜0.25セント安。中心限月
の12月限の終値は5.00セント安の470.00セント。
 米産地での収穫がほぼ終了するなか、23/24年度のイールド予測が引き上げられ
るとの観測が浮上したことが弱材料となった。また、米週間純輸出成約高が前週を下回
ったことも弱気材料となった。

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