きょうのNY為替市場は米雇用統計が予想を下回る内容となったことでドル売りが膨らんでおり、ポンドドルは急上昇している。1.23ドル台後半の水準を一気に回復しており、21日線を上放れる展開。目先は200日線が1.2435ドル付近に来ており、その水準を試しに行くか注目される。 英中銀は前日の政策委員会(MPC)で据え置きを決定し、成長見通しも下方修正した。追加利上げの可能性こそ残してはいるが、実際には、今月中旬に発表される10月の英消費者物価指数(CPI)の急低下が予想され、景気後退の見通しにも直面していることから、追加利上げの可能性はないと考えられている。 そのような中で一部からは、英中銀は許容するインフレ目標水準を2%から事実上引き上げたのではとの憶測も流れている。英中銀はインフレを2%に戻す決意を繰り返し強調しているが、当面高止まりの可能性が高いことも認めている。そのような中で、目標を修正すべきではないかという議論が広がりつつあるという。英国は他の主要国とは異なり、インフレ目標達成は見込んでいないことが調査や市場のプライシングからみて取れるという。英中銀が他の中銀よりもインフレに寛容だと考えられていることもその一因だと説明。 英インフレは昨年の11.1%から、直近では6.7%まで鈍化している。ただ、次の10月分が5%台に大きく鈍化したとしてもユーロ圏の2.9%や米国の3.7%を依然大きく上回る状況にはある。 GBP/USD 1.2383 GBP/JPY 184.88 EUR/GBP 0.8671 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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