[今夜の視点]シカゴ大豆=アジア時間の騰勢を維持できるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は上昇。1月限のここまでの高値は1360.25セントと、
すでに3日の高値を上回っている。どこまで戻り高値を更新するのかが目先注目される
が、このアジアの時間帯の騰勢を維持できるか否かに注目したい。南米産地の天気に対
する評価や大豆粕の値動きに大きく左右されることになりそうだ。また今夜は週間輸出
検証高にも注目したい。

 3日のシカゴ大豆は大幅続伸。ブラジル産地南部で多雨により一部で洪水被害が発生
していることや、アルゼンチン産地南部で今週末冷え込みで降霜の可能性が浮上してい
ること、さらにはアルゼンチンの供給懸念が浮上している大豆粕が期近から再び急伸し
たことに支援された。戻り高値を更新したことで、テクニカル面からの買いも入り上げ
幅が大きくなった。

 1月限は1355.00セントまで急伸。引けも1351.75セントと、1350
セント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 サービス業購買担当者景況指数 2023年10月確報(Markit)
【経済】 18:00 購買担当者総合景況指数 2023年10月確報(Markit)
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:00 製造業受注 2023年9月(経済技術省)
◆ アメリカ ◆
【農産】 11/7 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】 11/7 06:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】 11/7 00:00 Ivey購買担当者景況指数 2023年10月(RISB)

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