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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2023/11 1,327.50 1,345.25 1,327.50 1,340.50 +13.00
2024/01 1,352.00 1,369.75 1,352.00 1,364.00 +12.25
2024/03 1,367.00 1,384.50 1,364.25 1,378.50 +12.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 265,986 266,229 714,599 (- 321)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(11月2日までの週)
大 豆:208万5419トン(前週改定値:205万0407トン)
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*米農務省発表の週間作物進度報告(11月5日までの週)
大 豆:収 穫:91%(前週85%、前年93%、平年86%)
*作柄の発表は終了。
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月11日−11月15日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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大豆は期近から続伸。終値の前営業日比は6.00〜13.00セント高。中心限月
の1月限は12.25セント高の1364セント。
ブラジルの主要大豆産地であるマトグロッソ州で土壌水分が乾燥すると同時に一部産
地では冠水が発生するなど、ブラジルでの生育不安が買いを支援する要因になった。ま
た、中国向けの大豆の大口成約が発表されたことも買いを呼ぶ要因になった。
1月限は1352セントで取引を開始し、アジアの時間帯序盤は1359セントを上
値抵抗線にしていたが、これを上抜いたことで1369.75セントの高値まで浮上。
その後は概ね1360セントを下値支持線とする高もみとなり、終値ベースでも2ケタ
の上げ幅を維持して1360セント台で終えた。
米農務省(USDA)発表の11月2日までの大豆週間輸出検証高は208万
5419トンで前週改定値の205万0407トンを上回った。累計輸出検証高
は1219万8002トンで前年同時期の1283万5038トンを約5%下回っ
た。
USDAによると11月5日時点の大豆の収穫率は91%で、平年の86%を上回
ったが、前年の93%は下回った。
USDAは23/24年度積み中国向け12万6000トンの大口成約を発表。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。
<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。
8日まで概ね降雨は発生しないが、9〜10日は散発的な降雨が発生するもよう。一
方の気温は6日までは平年以下〜平年並、7〜10日間は平年並〜平年を上回る見通
し。ブラジル南部ではようやく降雨が止んだものの、前週末に再び降雨が発生している
ことで降雨過多に対する警戒感が高まっている。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
この24時間は散発的な降雨が発生。気温は平年以下〜平年並。
10日まで局地的な降雨が続き、気温は平年以下〜平年並になるだろう。降雨が見ら
れたとはいえ、今週の雨量は平年を下回る見通しだけに大豆の生育における土壌水分不
足に対する警戒感が高まるだろう。乾燥状態が改善に向かうまで作付が先延ばしされる
可能性があるが、そうなればサフリーニャコーンの生産量に影響が出てくることが警戒
される。
<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
この24時間は概ね降雨は発生せず気温は平年以下にとどまった。
今後、6日はほとんど降雨は発生しないだろう。7日に散発的な降雨が発生したあ
と、8〜9日はほとんど降雨は発生しないが、10日には雨が戻ってくるもよう。一方
の気温は10日まで平年並〜平年を上回る見通し。現時点では生育に適した天気に恵ま
れている。週末は降雨が発生がなかったが、それまで十分な降雨があったうえ、今週も
週半ばと週後半に降雨が見込まれている。現在、アルゼンチン産地の作付及び生育状況
は良好を保っている。
<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
この24時間は降雨は発生せず。気温は平年を下回った。
6日はほとんど降雨は発生しないだろう。7日に散発的な降雨が発生したあと、8〜
9日はほとんど降雨は発生しないが、10日には雨が戻ってくるもよう。一方の気温は
10日まで平年並〜平年を上回る見通し。
米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
米プレーンズではネブラスカ州で週末に降雨が発生したが、それ以外の地域では概ね
降雨は発生していない。今後数日は寒冷前線が通過するが、7日までは降雨は発生しな
いもよう。7日以降は低気圧の到来により南部で冬小麦にとっての慈雨が発生する見込
み。今後数週間に渡って気温は平年並〜平年を上回る見通しで、本格的な冬の到来前の
根の張り具合にとって降雨が重要となっている。
大豆製品は大豆粕の期近は軟調となり期近12月限は前日比4.60ドル安の
437.50ドルで終了。大豆油は大豆粕とのストラドルに絡んだと見られる買いを受
けて確りで終えた。
今日の材料
・ブラジル南部では引き続き降雨過多が懸念される。
・ブラジル中部産地での乾燥状態は継続。
・アルゼンチン産地では生育に適した天気が続く。
・11月2日までの大豆週間輸出検証高は208万5419トンで前週改定値の205
万0407トンを上回る。
・11月5日時点の大豆の収穫率は91%で、平年の86%を上回ったが、前年の
93%は下回る。
・USDAは23/24年度積み中国向け12万6000トンの大口成約を発表。
MINKABU PRESS
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