アジア株 豪州株は小動き、豪中銀理事会を前に売買手控え 利上げ見方優勢だが据え置きの可能性も 東京時間11:01現在 香港ハンセン指数 17795.88(-170.71 -0.95%) 中国上海総合指数 3052.19(-6.22 -0.20%) 台湾加権指数 16649.12(-0.24 -0.01%) 韓国総合株価指数 2451.41(-50.96 -2.04%) 豪ASX200指数 6972.90(-24.49 -0.35%) アジア株は軒並み下落、利益確定の売り優勢で始まった。ただ、米利上げ終了期待の買いは続いており下値は限定的。 韓国株は大幅反落、空売り禁止を受けきのうは5.6%高と過去最大の上げを記録した。 香港株は0.95%安。きのう上昇していたJDドットコムやバイドゥ、アリババなどハイテク関連が軒並み下落。恒基兆業地産や新世界発展など不動産株も売られている。 豪州株は小幅安。豪中銀理事会を前に警戒感が高まっており積極的な売買は手控えられている。銀行や保険、証券など金融株が総じて下落している。原油価格の下げが嫌気されており、素材とエネルギー関連も軒並み下落している。 きょうの豪中銀理事会では5会合ぶりの利上げが予想されている。予想を上回るCPIに小売売上高、失業率改善を受け25bp引き上げ4.35%にする見込み。ただ、ブロック総裁はCPI発表翌日に、結果は「想定内」だった。燃料価格の高騰は誰もが知っていることだとコメントしていたこともあり、5会合連続で金利を据え置く可能性も残っている。メルボルン研究所公表のインフレ統計は10月は前年比+5.1%と前月の+5.7%から伸びが鈍化、昨年9月以来およそ1年ぶり低水準となった。
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