石油午前=大幅安、米原油在庫の増加や米景気悪化懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅安。米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が増加を
続けていることや、来年の米景気悪化懸念が相場を圧迫している。季節的な定期改修か
ら復帰する米製油所は今のところ限定的で、原油在庫が積み増されている。昨日発表さ
れた米小売売上高は前月比−0.1%と、年末商戦の回避を控えて低調だった。時間外
取引でもニューヨーク原油は軟調。円相場は1ドル=151円前半で前日よりも円安・
ドル高推移。
 日中取引開始後、原油の2024年4月限は下げ幅を拡大。7万3480円まで一段
安となった。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1770〜900円安。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1456枚。
【米ガソリン需要は堅調、短期的な需要は上向き】
 米エネルギー情報局(EIA)の週報によると、米ガソリン需要の4週間移動平均は
日量900万バレルと、夏季休暇シーズンの8月並みの水準で堅調に推移している。
9月終盤からの短期的なトレンドは上向き。
【海外原油夜間取引=下落】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.72ドル安の75.94ドルで推
移。本日これまでのレンジは75.92〜76.61ドル。
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