●週間見通し原油、需要不安が上値圧迫もＪＭＭＣ控える＝マーケットエッジ

　前週は79.77ドルまで切り返した後、一時７３ドル台後半まで急反落する展開になっ
た。需要不安を背景に急落していたが、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と国際エネルギー
機関（ＩＥＡ）がともに石油需要見通しを引き上げたことを受けて、安値修正の動きが
みられた。ＯＰＥＣは、ファンダメンタルズは依然として良好であり、投機的な値下が
りとの見方を示している。ただし、投機筋の売り圧力解消は一時的だった。その後は改
めて需要不安を背景に急落し、下値を切り下げる展開になっている。
　今週も下値切り下げのリスクを残す。需要不安という漠然としたテーマが主導権を握
っており、ＯＰＥＣとＩＥＡが良好な需要環境を報告しても値下がりは止まらなかっ
た。投機色が強いが、７０ドル割れのリスクも残している。ただし、２６日には石油輸
出国機構（ＯＰＥＣ）プラスの合同閣僚監視委員会（ＪＭＭＣ）が開催される。週末に
向けてはイベントリスクから持高調整の動きが下値を支えよう。感謝祭のカレンダー要
因も持高調整を誘いやすい。仮に産油国から追加政策調整に前向きな動きがみられる
と、安値修正局面に移行する可能性がある。
　予想レンジは６９．００〜７８．００ドル。
（マーケットエッジ・小菅　努）

• ＮＹ金１２月限は１６．４ドル高の４０８２．９ドルで推移
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• ＮＹ原油１月限は１．４５ドル安の５９．２２ドルで推移
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  11/20(木) 04:10
• ＮＹ金１２月限は１３．２ドル高の４０７９．７ドルで推移
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  11/20(木) 03:11
• ＮＹ原油１月限は１．５３ドル安の５９．１４ドルで推移
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  11/20(木) 03:10
• ＮＹ金１２月限は８．７ドル高の４０７５．２ドルで推移
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  11/20(木) 02:11