ゴム午前=まちまち、上海ゴムは安値圏でもみ合い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、まちまち。寄り付きでは、上海夜間安を映し、売りがやや優勢と
なる目立った。中盤に入ると、薄商いの中、日中取引の上海ゴムが安値圏でもみ合いと
なったことから、方向性に欠ける展開となっている。TSR20は出来ず。

 午前11時47分現在のRSS3号は前営業日比3.5円安〜1.1円高。活発限月
の期中4月限は同0.3円高の261.3円、期先10月限は同2.1円安の269.
9円、推定出来高は364枚(前日夜間取引含む)。

【4月限の260円割れに注意】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、まちまちとなっている。活発限月の4月限は、
262.7円まで買われる場面があったが、同水準では上値が重くなった。前日の取引
で大陰線が立っており、戻り売り圧力が強まりそうだ。
 目先だが、節目の260円の攻防に注目したい。前日の取引では、260.8円、今
日は260.2円で切り返されている。同水準を下抜くと、売りが加速し、節目の25
5円や10月23日と30日の安値253.3円が視野に入る。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は売りが優勢となり、1.2〜0.9セント安。T
SR20も軟調に推移し、0.9〜0.3セント安。

 上海ゴムはしっかり。午前11時00分現在、指標限月の2024年1月限は、前営
業日比235元安の1万4060元となっている。

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