●短期見通し原油、下落余地乏しいが乱高下＝マーケットエッジ

　需要不安を背景とした値下がりが続いていたが、産油国の対応を見極めるフェーズに
なる。２６日に予定されていた石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）プラスの合同閣僚監視委員
会（ＪＭＭＣ）は３０日に延期されている。ここで何も合意できない場合には、このま
ま７０ドル台で更に下値を切り下げるリスクが高まる。一方、一定規模の追加減産など
が合意されると、先高感は乏しいが下値は固まる可能性が高まる。ただし、米原油在庫
の増加が続いている間は、いずれにしても大きく上昇しない。修正高の有無の目線に留
まる。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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