石油市況=原油は総じて続落、主要限月は総じて4ケタ安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/06   79,000  新甫  2024/06   78,000  新甫  2024/04   72,520   -990
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近  1月限 74.97 ドル -0.57
ブレント原油   夜間取引 期近  1月限 80.03 ドル -0.55
ドル・円相場 15:15 現在   149.02 円  前営業日比  0.25 円の円高
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【市況】
 東京石油市場は原油が総じて続落。為替が1ドル=149円台割れまで円高に振れる
なか、24日の海外原油先物が続落したことに圧迫された。週明けのアジアの時間帯の
海外原油の夜間取引は一段安になっている。また週明けのドバイ原油の現物も軟調寄り
後にさらに下落している。
 原油は主要限月中心に4ケタ安で引ける限月が多くなった。ガソリン、灯油はともに
約定せず値動きなし。新甫6月限が発会した。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油が出来ず、軽油は出来ずだが、名目値で
100円高、原油が1580円安〜700円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず
だが、名目値で1500円安。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2820枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油4月限は急落後引けは7万2000円台半ば】
 東京石油市場は原油が総じて続落。前週末の国内夜間取引の前半は戻す展開となり、
中盤にこの日の高値を付けた後、大きく崩れる展開となった。週明けの日中取引でも午
前に底割れすると、午後にかけて下げ幅を拡大した。
 原油の6番限である4月限は国内夜間取引の中盤に7万4330円の高値を付けた
後、週明けの日中取引の午後には7万2240円まで2000円以上崩れた。引けは7
万2000円台半ばまで戻している。

【ニューヨーク原油の時間外取引は下落】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は下落。1月限は、午後3時15分現在、前
日比0.57ドル安の74.97ドル辺りで推移。

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