アジア株 上海株はプラス転換、医療品株が大幅上昇 中国SNSで「のどが痛い」がトレンド1位に 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 17392.37(-132.69 -0.76%) 中国上海総合指数 3034.80(+3.10 +0.10%) 台湾加権指数 17341.42(+204.00 +1.19%) 韓国総合株価指数 2514.50(+18.84 +0.75%) 豪ASX200指数 7015.90(+28.26 +0.40%) インドSENSEX30種 65938.63(-31.41 -0.05%) アジア株は高安まちまち。 香港株は続落。中国工業企業利益が前月から伸びが大きく鈍化したことで中国の景気先行きに対する不安が広がっているほか、「影の銀行」(シャドーバンキング)問題が再燃している。また、中国で呼吸器疾患が急増していることも投資家心理を悪化させている。 美団やアリババなどハイテク関連が下落。銀行や保険、不動産の一角も下落している。中国で呼吸器疾患が急増していることを受け、医療品関連は上昇。製薬会社のHansoh Pharmaceutical Groupは5.9%高、医療品メーカーの中国生物製薬は1.1%高。 上海株はプラス圏を回復している。中国国内で呼吸器疾患が急増していることを受け医療品関連が大幅高となっている。呼吸器疾患はインフルエンザが中心だが、アデノウイルス、ライノウイルス、マイコプラズマ肺炎、RSウイルスも流行しているもようで冬本番にかけての感染増加が警戒される。中国最大のSNS、微博(ウェイボー)で「のどが痛い」がトレンド1位に浮上したほか、フランスメディアの中国版サイトは「中国で正体不明の肺炎がまん延している」と報じており、パニックを招く恐れがある。 抗体・ワクチン開発会社のShanghai OPM Biosciences Coは8.3%高。医療品開発・製造会社のShanghai Yizhong Pharmaceutiは7.8%高。肺がん治療薬などの開発・製造会社のInventisBio Co Ltdは6.0%高。医療機器製造会社のAutobio Diagnostics Co Ltdは5.3%高、UNLI MEDICALは5.0%高。
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