大阪12月限ナイトセッション 日経225先物 33520 +80 (+0.23%) TOPIX先物 2386.0 +3.5 (+0.14%) シカゴ日経平均先物 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 27日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。NYダウは8月に付けた年初来高値に接近するなか、主力株を中心に利益確定が優勢となった。ただし、利上げ局面が終了したとの観測から米長期金利が低下したほか、サイバーマンデーのオンライン売上高が過去最高になる見通しが伝わるなか、米経済の先行きに対する不安は後退しており、底堅さが意識されていた。S&P500業種別指数は不動産、小売、食品・生活必需品小売が上昇した一方で、運輸、医薬品・バイオテクノロジー、食品・飲料・タバコが下落。 シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比85円高の3万3525円だった。日経225先物(12月限)は日中比20円高の3万3460円で始まり、その後は緩やかなリバウンドを継続し、3万3500円~3万3560円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後には3万3430円まで軟化する場面も見られたが、中盤にかけて3万3610円まで買われた。終盤は持ち高調整の売りが優勢となったものの、3万3500円処では底堅さが見られ、3万3520円でナイトセッションの取引を終えた。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好で、やや買い優勢の展開が見込まれる。米国市場は利食い優勢となったが、小幅な下げにとどまっており、底堅さが意識されていた。アドビ・デジタル・インサイツによると、サイバーマンデーのオンライン売上高は前年比5.4%増の124億ドルに達し、過去最高となる見通しと報じられている。これを受けて、アマゾン・ドット・コムやウォルマート が買われている。 また、慎重な見通しが嫌気されていたエヌビディア が、米長期金利の低下を受けて4営業日ぶりに上昇したことも支援材料になりそうだ。日経225先物はナイトセッションで3万3430円と下落に転じる場面も見られたが、ボリンジャーバンドの+1σ(3万3390円水準)を割り込まず、支持線として機能している。+2σは3万4420円辺りまで上昇してきており、+1σと+2σによるレンジで推移するなか、レンジ下限でのロング対応に向かわせよう。 本日も膠着感の強い展開が見込まれるものの、オプション権利行使価格の3万3500円を中心とした上下の権利行使価格である3万3375円から3万3625円のレンジを想定する。3万3500円辺りで底堅さが意識される局面では、3万3500円から3万3750円での推移となろう。また、3万3800円を超えてきたとしても、直近の戻り高値を捉えることができないと戻り待ちの売りが意識されやすく、短期的にはショートが入りやすい。 VIX指数は12.69(前日は12.46)に上昇した。先週末に9月半ば以来の年初来安値を更新したこともあり、いったんはリバウンドも入りやすいだろう。ただし、2020年1月以来の水準まで下げてきたことで、方向性としては下向きのトレンドが強まりやすく、ショートカバーが意識されやすい需給状況だろう。 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.03倍に低下した。一時14.09倍まで上昇する場面も見られたが、その後の下げで200日移動平均線を下回ってきた。いったんは節目の14.00倍を下回る場面を意識しつつも、エヌビディアが反発したこともあり、押し目ではNTロングでのスプレッド狙いのポジションを組成する動きを狙いたい。 日経225先物 33380 -60 (-0.17%) TOPIX先物 2376.0 -6.5 (-0.27%) 日経225先物(12月限)は前日比60円安の3万3380円で取引を終了。寄り付きは3万3570円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3525円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。ただし、寄り付きを高値に軟化し、現物の寄り付き後ほどなくして下落に転じると、前場中盤にかけて3万3300円まで下げ幅を広げた。売り一巡後は3万3300円~3万3420円辺りで保ち合い、後場終盤に一時3万3460円とプラスに転じる場面も見られたが勢いはなく、3万3380円で取引を終えた。 日経225先物は買いが先行したものの、寄り付き後は利益を確定する流れが優勢となった。前場中盤にかけて3万3370円処に位置するボリンジャーバンドの+1σを下回ってきたことで、短期的なショートも入ったと考えられる。ただし、積極的にショートを仕掛けてくる流れともならず、前場中盤以降は+1σを挟んでの保ち合いが続いた。終値では若干ながら+1σを上回っており、同水準が支持線として意識されていたことがうかがえる。 本日も狭いレンジ内での推移となったが、指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983> [東証P]やレーザーテック <6920> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が日経平均型を下支えしたほか、東証プライムの約6割の銘柄が上昇しており、地合いは悪くないだろう。一方で、円相場がやや円高に振れて推移するなか、トヨタ自動車 <7203> [東証P]など輸出関連の一角が利食いに押されたため、若干ながらTOPIX型の弱さが見られた。 なお、+1σは3万3450円辺りまで上昇しており、ナイトセッションでは+1σを下回って推移している。ただし、週足の+1σは3万3230円辺りで推移しているため、オプション権利行使価格の3万3250円辺りまでの調整においては、押し目狙いのロングでの対応に向かわせよう。11月以降の強い上昇に対する利益確定の流れであり、積極的なショートは避けておきたい。 NT倍率は先物中心限月で14.04倍に上昇した。一時14.08倍を付けており、14.05倍辺りで推移する200日移動平均線を上回る場面も見られた。11月半ば以降は200日線を挟んで推移しており、煮詰まり感が意識されてきている。今晩の米国では米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事やボウマン理事の講演が予定されており、市場の楽観論を冷ます発言となれば米長期金利の上昇につながる可能性もあるため、短期的には14.00倍を下回る局面を想定しておく必要がありそうだ。 反対に利上げ打ち止め観測が強まる局面では、日経平均型主導による上昇が意識されやすく、NTロングでのスプレッド狙いに傾きやすいだろう。 手口面(立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万0071枚、ソシエテジェネラル証券が1万2680枚、サスケハナ・ホンコンが4067枚、SBI証券が2302枚、バークレイズ証券が2076枚、JPモルガン証券が1470枚、日産証券が1347枚、松井証券が904枚、三菱UFJ証券が800枚、野村証券が727枚だった。 TOPIX先物は、ABNクリアリン証券が3万2356枚、ソシエテジェネラル証券が1万6673枚、JPモルガン証券が5120枚、バークレイズ証券が4488枚、ビーオブエー証券が4027枚、サスケハナ・ホンコンが3934枚、ゴールドマン証券が3609枚、モルガンMUFG証券が2996枚、日産証券が2587枚、野村証券が2148枚だった。 株探ニュース
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