[今夜の視点]海外原油=模様眺めか、明日の産油国会合を控えて

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油1月限は前日比0.06ドル高の76.47ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは76.41〜76.98ドル。
 今晩の海外原油は模様眺めか。明日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚会合
を控えて買い戻しが一巡しそうだ。ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事の発
言を受けて来年の米利下げ観測が芽生えたことは原油相場の支援要因だが、とりあえず
は主要産油国の会合の結果を確認しなければならない。サウジアラビアやロシアなどO
PECプラスの舵取り役が今回の会合についてほとんど言及しておらず、協議の方向性
に関してつかみにくいことから、明日の会合を待つしかなさそうだ。
<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】22:00 消費者物価指数 2023年11月速報(連邦統計庁)
◆ イギリス ◆
【経済】18:30 マネーサプライ 2023年10月(BOE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】22:30 国内総生産 2023年7-9月期改定値(商務省)
【経済】22:30 卸売在庫 2023年10月速報値(商務省)
【経済】11/30 04:00 地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB)
【工業】11/30 00:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 国際収支 2023年7-9月期(カナダ統計局)
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