アジア株 香港株は下げ帳消し、値ごろ感で買い戻し 弱い中国PMI受け一時1年ぶり安値つける 東京時間14:04現在 香港ハンセン指数 17006.81(+13.37 +0.08%) 中国上海総合指数 3026.43(+4.74 +0.16%) 台湾加権指数 17397.55(+26.99 +0.16%) 韓国総合株価指数 2520.18(+0.37 +0.01%) 豪ASX200指数 7069.20(+33.85 +0.48%) インドSENSEX30種 66754.63(-147.28 -0.22%) アジア株はまちまち。 香港株はプラス転換。弱い中国PMIを受け一時下げ幅を拡大、昨年11月以来およそ1年ぶり安値をつける場面があった。ただ、中国の指標が弱いのはもはや想定内なため失望感が広がる様子もなく、売り一巡後は値ごろ感で買い戻されている。 きょう発表された中国11月の製造業PMIは好不況の分かれ目である50を割り込み、今年7月以来の低水準に落ち込んだ。非製造業PMIはかろうじて50を上回ったものの、昨年末以来の低水準に落ち込んだ。 中国当局は8月以降、様々な景気支援策を打ち出しているが、その効果は限定的。長引く不動産不況に終止符を打つには不十分なもよう。弱いPMIを受け追加の景気支援策に対する期待感はもはや広がらず、市場は素直に売りで反応。 香港市場では恒隆地産や長江実業集団、領展房地産投資信託基金など不動産株が下落。バイドゥやネットイース、JDドットコムなどハイテク関連の一角も売られている。一方、消費者サービスや医療品、エネルギー関連、素材は上昇している。 上海市場では、中国国内での呼吸器疾患急増を受け医療品関連が総じて上昇している。台湾当局は中国の呼吸器疾患の流行を注意深く監視しており、必要ならば防疫措置を調整すると発表した。 インド市場では本日新規上昇したタタ・テクノロジーズが公開価格500ルピーに対して一時1400ルピーまで上昇と、公開価格比で180%高となった。
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