[12月11日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 12月4日〜12月8日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 39,580 39,600(4) 38,780(8) 38,900 - 550 ====================================== <シカゴ>7日終値 前週末比 |<週間統計データ> (11月30日まで) 23/12 468.25 +3.75 |週間輸出検証高:115万8,086トン 24/ 3 488.00 +3.25 |週間輸出成約高:131万1,800トン −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 143.90円 前週末比 4.11円の円高 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】とうもろこし先限は11月のレンジ放れるまで妙味薄。買い戻し の動きは増えず、売り方は弱気姿勢を崩していない印象だ。シカゴコーンは米国産コー ンは需給ひっ迫感がなく、大局的には弱気相場。3月限は490セント近くまで戻りの 余地が生まれる。490セント超えとなると、買い戻しが増え、踏み上げ相場になると 予想した。 【先限は3万9000円割れで下放れる】 とうもろこし先限は11月30日につけた3万9800円が戻り高値となり、上値が 切り下がるチャートとなり、8日に11月のレンジの下限3万91000円を割り込 み、3万8780円まで下落となり、下放れた。8日は3万9000円割れで引けた が、早期に終値で3万9000円台を回復できるかに注目。3万9000円割れ状態が 続いた場合、一段の下げ余地が生まれる。下値のメドは10月2日の安値3万8610 円、3万8000円の節目が挙げられる。 15日に期近1月限が納会日を控えており、11日からの週は見送りムードが続きそ うだ。出来高が増えるとすれば9日の深夜に米農務省(USDA)から発表される需給 報告を受け、シカゴコーンに大きな値動きがあった場合だ。円相場が一時1ドル= 141円台まで急騰したが、円相場がどの水準で落ち着くかの見極めが必要。当面は円 高の流れが続きそうだが、8日発表の米雇用統計の反応を見極めたい。 【シカゴコーンは需給報告でサプライズなければレンジ相場で休暇入り】 シカゴコーンは11月最終週から反騰の動きとなったが、戻り一服となり、次の相場 の方向性を見極め場面になっている。小麦高が支援材料だが、大豆安が弱材料。期近3 月限は493.75セントまで上伸し、先月17日以来の高値をつけた。490セント 超えで買い戻しが膨らみ、ミニ踏み上げ相場となった。しかし490セント台は維持で きず、483セント台まで急落となる波乱の展開。緩やかな下降トレンドにある25日 移動平均線(485.75セント)前後が居心地の良い水準だ。 8日に米農務省(USDA)発表の月例需給報告がサプライズなく、480セント台 での取引で終われば、11日以降、手じまい売買中心の商いとなり、470〜490セ ントのレンジ相場でクリスマス休暇入りか。 【当面の予定(イベント・経済統計)】 11日 英住宅価格指数 2023年12月(ライトムーブ) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 12日 企業物価指数 2023年11月(日本銀行) 英雇用統計 2023年11月(国立統計局) 独景況感指数 2023年12月(ZEW) 米消費者物価指数 2023年11月(労働省) 米財政収支 2023年11月(財務省) 米連邦公開市場委員会(FRB、13日まで) 13日 短観 概要及び要旨 12月調査(日本銀行) 英貿易収支 2023年10月(国立統計局) 英鉱工業生産指数 2023年10月(国立統計局) ユーロ圏鉱工業生産 2023年10月(EUROSTAT) 米生産者物価指数 2023年11月(労働省) 米FOMC声明文公表(FRB) 14日 機械受注 2023年10月(内閣府) 金融政策理事会(ECB) 政策金利公表(BOE) 米小売売上高 2023年11月(商務省) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米輸出入物価指数 2023年11月(労働省) 米企業在庫 2023年10月(商務省) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 15日 中国住宅価格指数 2023年11月(国家統計局) 中国小売売上高 2023年11月(国家統計局) 中国鉱工業生産 2023年11月(国家統計局) ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2023年12月速報(Markit) ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2023年12月速報(Markit) ユーロ圏貿易収支 2023年10月(EUROSTAT) 米製造業景況指数 2023年12月(ニューヨーク連銀) 米鉱工業生産・設備稼働率 2023年11月(FRB) 対米証券投資 2023年10月(財務省) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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