−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 1,309.50 1,338.50 1,307.00 1,336.00 +32.00 2024/03 1,328.50 1,355.00 1,326.50 1,353.25 +30.25 2024/05 1,342.50 1,366.50 1,340.50 1,365.00 +27.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 327,957 302,825 713,525 (- 3,039) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(12月7日までの週) 大 豆:98万4410トン(前週改定値:117万3257トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間作物進度報告:今期の発表は終了。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(12月17日−12月21日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から高騰。終値の前営業日比は14.25〜32.00セント高。中心限 月の1月限は32.00セント高の1336セント。 ブラジル産地では一部で依然として乾燥が警戒されるなか、今週は後半には雨量が減 少する見通しとなっていることが買いを支援した。また、米農務省(USDA)が大口 成約を発表したことも買いを後押しした。1月限はこの日の上昇で前週末の下落を相殺 した。 1月限は1309.5セントで取引を開始。アジアから欧州にかけての時間外取引で は1316セントを上値抵抗線とするもちあいとなったが、米国の時間帯を迎えると地 合いを引き締め、引けにかけて上値を探る足取りを展開。前日の高値を上抜き終盤には 1338.50セントの高値に達した。高値を離れた後も底意は強く、30セントを超 える上げ幅を維持して取引を終了。 米農務省(USDA)発表の12月7日までの週の大豆週間輸出検証高は98万 4410トンで前週改定値の117万3257トンを下回った。今年度の累計は 1974万1363トンで前年同期の2354万7948トンを約16%下回った。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 今週の雨量は限られるが、週末には前線が到来し新たに降雨が見込まれる。ただ、こ れまでよりも雨量は減少するだろう。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 今週も前半は雨が降り続く見通しだが、14日以降は降雨の範囲は狭まるうえ、雨量 も減少するだろう。一部では土壌水分が十分に回復していないため少雨傾向が警戒され る。ただ、来週には再び雨量は増加する見通し。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この週末は概ね降雨は発生しなかった。ただ、今週は広い範囲で散発的な降雨が発生 するだろう。引き続きコーンと大豆の生育に適した状態となっている。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 週末に続いて今週も広い範囲で降雨が見込まれる。コーンと大豆の生育にとって良好 な状態が続く見通し。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 9〜10日にかけての雨量は限られていたが、13日には低気圧の影響で多くの地域 で降雨が発生するだろう。この低気圧はゆっくりとした速度で移動していく見込みで、 一部地域でまとまった雨量を伴う降雨となることが予想される。一方の気温は低下し、 南西部の一部地域では降雪の可能性もある。 大豆製品は大豆粕、大豆油ともに大幅高となった大豆に追随した。NY原油が急落後 の買戻しから小幅続伸となったことも大豆油にとっての買い支援要因となった。大豆粕 の期近限月1月限は前日比8.50ドル高の413.2ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部では週末に降雨発生。 ・ブラジル中部産地では少雨傾向に転じ一部産地の土壌水分乾燥が懸念される。 ・アルゼンチン産地では生育に適した天気が続く。 ・米プレーンズ中北部の小麦産地では適時の降雨が続く。 ・12月7日までの週の大豆週間輸出検証高は98万4410トンで前週改定値の 117万3257トンを下回る。 MINKABU PRESS
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