−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 1,337.25 1,344.00 1,320.50 1,323.75 -12.25 2024/03 1,353.25 1,360.00 1,338.50 1,342.75 -10.50 2024/05 1,365.00 1,371.25 1,351.00 1,356.00 - 9.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 332,747 327,957 719,078 (+ 5,553) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(12月18日−12月22日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み反落。終値の前営業日比は12.25〜6.00セント安。中心限月の 1月限は12.25セント安の1323.75セント。 ブラジル産地におけるこれまでの高温乾燥とこれによる作柄への影響が引き続き警戒 されるなか前日の高値を上抜く場面も見られたが、前日に大きく値を伸ばした後の修正 から売り優勢に転じた。米農務省(USDA)による大口成約の発表に対する反応も消 化され期近限月は2ケタ安を記録。 1月限は1337.25セントで取引を開始。アジアから欧州の時間帯の時間外取引 は買い優勢となって一時は1344セントの高値まで値を伸ばした。高値を離れた後は 値位置を落としながらも1334セント割れには抵抗を見せていたが、シカゴの時間帯 を迎えるとこれをあっさりと割り込んだ。USDAの大口成約発表を受けて買い戻され る動きも見られたが、戻り待ちの売りを浴びて値を落とし、安値圏で引けを迎えた。 米農務省(USDA)は仕向け地不明で23/24年度積19万8000トンの大豆 の大口成約を発表した。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 今週は小傾向となっており、長雨の後の小休止となっている。週末には再び低気圧が 到来する見込みだが、この数カ月に渡って経験したような豪雨にはならないだろう。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 今週も雨は降り続く見通しだが、より局所的となるうえ雨量も減少するもよう。平年 を下回る雨量にとどまることで、大豆の作柄に与える影響が警戒される。来週末にはま とまった量の降雨量を伴う雨が見込まれる。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 来週上旬にかけて降雨が続くだろう。広い範囲で降雨となるほか、一部ではまとまっ た雨量を伴う雨となりそうだが、生育環境は良好を維持。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 今後は週末から来週上旬に降雨が見込まれ、一部ではまとまった雨量を伴う降雨が見 込まれるが、大豆、コーンの生育にとって良好な状態が続く見通し。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 13日には低気圧が到来し多くの地域で散発的な降雨が発生するだろう。この低気圧 はゆっくりと移動し、東部に到達するのは週末になる見込み。一部地域ではまとまった 雨量となるほか、南西部では降雪の可能性もある。この雨はテキサス州からオクラホマ 州にかけての土壌水分が乾燥した地域にとって慈雨となるだろう。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の軟調を受けて頭重い足取りを展開。大豆粕 の期近1月限は1.5ドル安の429.2ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州では少雨傾向に。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地の雨量は限られ大豆の作柄への影響が警戒され る。 ・アルゼンチンの南北産地では良好な生育環境が続く。 ・USDAは仕向け地不明で23/24年度積19万8000トンの大豆の大口成約を 発表。 MINKABU PRESS
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