NY貴金属引け速報=金が反発、米FOMC後は利下げ見通しで急伸

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/ 2  1997.3  +   4.1      プラチナ     24/ 1   922.1  -  8.9
         24/ 4  2016.7  +   4.2               24/ 4   929.5  -  8.1
    銀   24/ 3  2292.1  -   9.5      パラジウム    24/ 3   969.20 - 13.10
        24/ 5  2314.5  -  10.1               24/ 6   975.90 - 13.40
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 ニューヨーク金は反発、銀は続落。終値の前日比は金が3.9〜4.5ドル高、中心
限月の2月限が4.1ドル高、銀が11.7〜8.9セント安、中心限月の3月限は
9.5セント安。
 金2月限は反発。時間外取引では、安値拾いの買いが入る場面も見られたが、米連邦
準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、
買い戻されて下げ一服となった。日中取引では、米生産者物価指数(PPI)でインフ
レの伸びが鈍化したことが支援要因になったが、戻りは売られた。米連邦公開市場委員
会(FOMC)では金利据え置きが決定されたが、来年の利下げ見通しが示されたこと
を受けて急伸した。
 銀3月限は日中取引で戻りを売られたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)で来年
の利下げ見通しが示されたことを受けて急伸した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比は、プラチナが9.7〜7.3ドル安、
中心限月の1月限が8.9ドル安、パラジウムが13.40〜13.00ドル安、中心
限月の3月限は13.10ドル安。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測
後退に上値を抑えられ、欧州時間に入ると、一段安となった。日中取引では、米生産者
物価指数(PPI)でインフレの伸びが鈍化したことを受けて押し目を買われたが、戻
りは売られた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で来年の利下げ見通しが示される
と、地合いを引き締めた。
 パラジウム3月限は日中取引で戻りを売られたが、米連邦公開市場委員会(FOM
C)で来年の利下げ見通しが示されたことを受けて急伸した。
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